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SDGsの取り組みをピックアップして記事形式で紹介しています

株式会社エムアイシーグループ

関係するSDGsの目標

株式会社エムアイシーグループについて

愛知県西尾市にある明治38年創業の広告会社です。「お客様 お取引先様 社員の幸せを願い、印刷情報産業を通じて地域社会に奉仕する。」を経営理念とし、印刷業を中心に、WEBサイトの制作、環境配慮商品の企画・開発など、幅広く広告全般を手掛けています。

環境を配慮した印刷方式とSDGs推進のお手伝い


環境に優しい「擬似エンボス紙ファイル」

エムアイシーグループはSDGsが注目される前から「人にも地球にも配慮した新しい印刷会社」を目指しており、「環境に配慮した印刷」として、人体や大気に影響を及ぼす可能性のある揮発性有機化合物(VOC)を含まないUVインキ(NON VOCインキ)での印刷や、再生紙の活用を積極的におこなっています。そうした活動が評価され、2007年3月には社団法人日本印刷産業連合会が設立した、印刷業界の環境自主基準を高い水準でクリアした工場・事業所のみに与えられる「グリーンプリンティング工場」にも認証されました。
また、CO2削減の取り組みとしてカーボンオフセットをおこなっており、ご協力いただけるクライアントに対して、印刷のお支払い金額の0.2%をマングローブの植林事業に寄付しています。
(※カーボンオフセットとは、自ら排出した二酸化炭素を何らかの方法で埋め合わせをする事です。)
環境配慮の販促提案にも力を入れており、脱プラスチックを進めるため、再生紙などを活用した「擬似エンボス紙ファイル」の商品化や金属製クリップの代替商品である「紙クリップ」、大手飲食店でみかける「バタフライカップ」といった商品提案をおこなっています。
(紙ファイルは愛知県が主催する「第4回あいちサービス大賞特別賞」を受賞しました)。

地域貢献の取り組み


これまでお世話になっている西尾市のために、経営理念にもある「地域社会に奉仕する」取り組みも積極的におこなっています。
その取り組みの一つとして、1993年発刊の情報誌「みどり」があります。この情報誌は西尾市を中心に西三河の歴史と文化が掲載された情報誌で、こちらの発行を通じて地元の方に自分たちのまちの魅力をより知ってもらおうと年4回作成し、西尾市の公共施設や小中学校を含め、西三河各地域へ無料配布しています。

今後の展望は?

「広告業というクライアントの魅力発信のお手伝いを通してさらにSDGs普及をしたいと考えおります。
具体的には、環境にやさしい素材の選定と提案、にしお市民ソーラー事業(市民参画型の太陽光発電事業)への参画継続、さらなる環境配慮商品の開発や勉強会開催などです。最終的には、カーボンニュートラル(二酸化炭素の放出と吸収を互いに消しあってゼロにする状態)への取り組みを行い『脱炭素社会』実現に向けての一助を担っていける企業を目指していきたいと思っています」
エムアイシーグループは「地域社会に奉仕する」という想いから、自社だけでなく、お客様、地域を巻き込んでSDGsを推進する。どんなに時代が変わろうとも、消費者のニーズやツールが変わろうとも、創業当時から一貫して変わらない『まごころ印刷』にさらに『エコ』を付加して、ここ西尾から魅力を発信し続けていくのでしょう。

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