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SDGsの取り組みをピックアップして記事形式で紹介しています

株式会社三河湾リゾートリンクス

関係するSDGsの目標

三河湾リゾートリンクスとは?

三河湾の豊かな海に包まれて、大切な方と一緒にお食事や温泉などで心身ともにリフレッシュができる会員制のリゾート施設です。

「リンクプロジェクト」とは?


リンクプロジェクトは酒造好適米「山田錦(やまだにしき)」を西尾市内で栽培するところからスタートします。
まだ西尾に存在しない“新しいモノ”を造り地域を盛り上げることを最終目標に掲げ、土壌への負担をかけない酒米造り、フードロスを意識した酒造りを行い、“西尾産”にこだわった日本酒造りに取り組むリゾートリンクスとしても初めてのチャレンジです。

地域を巻き込んで行う一大SDGsプロジェクト

“リンクプロジェクト”は市内を中心とした様々な地元企業・団体と連携することにより、地域の活性化を目指しているという側面があるそうです。
お米作りにおいては、地元の企業である咲こう農場やJA西三河の協力のもと、横須賀小学校の子ども達に田植え体験などを通して『食育』について楽しく学んでもらう予定。
そのお米自体も節減対象農薬を使ったり、化学肥料の窒素成分量を5割以下に抑えた『特別栽培米』という大地自体に負担をかけない栽培方法が取り入れられて行われるそうです。

秋の米収穫から始まる実際のお酒造りでは市内の歴史ある蔵元、山﨑合資会社の力を借りて、三河の地が育んだ三ヶ根山の澄んだお水を使い西尾産の純米吟醸酒(じゅんまいぎんじょうしゅ)。その名も『X(かける)』を作っていくとのこと。
この名前は地元の様々な企業・団体と力を『掛け合わせる』という意味やまだ見ぬ新しいモノに使用される『X』ということに由来する。

また、それだけにとどまらず、日本酒の製造工程で生じる米糠(こめぬか)、酒粕(さけかす)を無駄にせず有効活用したスウィーツもウィリアムズ・ジェラートと協力開発予定。
こういったパートナー連携による体験教育や食品ロスを無くす取り組みは、正にSDGsの掲げる持続可能な社会の発展にも繋がると考えられます。

今後の展開

リゾートリンクスとしては、このプロジェクトを通して「西尾をより良い街にしたい」という想いを発信・共有することで、連携の輪を拡げていきたいとのこと。
農家や酒蔵をはじめ、酒米造り・日本酒造りに関わるあらゆる工程において、多くの地元企業・団体と一丸となる事で西尾地域がどんどん魅力的な街になる事を期待しているそうです。
また、お米の収穫後の和紙作り体験や米粉を使った料理レシピの共同開発など、地元市民をはじめ多くの皆様に参加いただくイベント計画も予定しているとのことで、今後の展開も見逃せない取り組みです。

より詳しい内容や関連情報はリンクプロジェクトのサイトをご覧ください。


株式会社三河湾リゾートリンクス