SDGsなつぶやき
SDGs達成度世界一の国に学ぶ持続可能な社会のヒント
こんにちは。
運営事務局の藤田です。
いきなりですが、クイズです。
2024年SDGs達成度ランキングが発表されましたが、日本は167ヶ国中、何位だと思いますか?
正解はブログの後半で発表します(^^)
ちなみに1位は4年連続でフィンランドでした。2位以降はスウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランスの順でヨーロッパの国々が占めています。フィンランドといえば、サンタクロースやムーミンの故郷として知られ、北極圏の観光地というイメージが強い国です。今回は、SDGs達成のヒントを探るためにフィンランドについて調べてみました。
人口は約553万人、面積は33.8万㎢です。日本の面積が37.8万㎢なので比べると日本より少し小さいですが国土の7割以上が森林に覆われたヨーロッパ1の自然国家です。「自然享受権」が認められていて、土地の所有者に迷惑をかけない、自然に敬意を払うことが前提で、ルールに則ったうえで自然を存分に楽しむことができます。自然のめぐみはみんなで分け合うものという平等を重視した考え方があるからこその権利です。
【教育】
フィンランドの学校では、グループでの話し合いや発表などが多く、試験内容も記述式がほとんどだそうです。暗記科目が少なく、小さいころから自分で考えて行動する力を磨きます。
SDGsについてはカリキュラムに気候教育が組み込まれており、環境や社会の課題を自分ごととして捉えられるように、教育が施されるそう。
自由な学習環境が整っているフィンランドですが、一定以上の成績を取れない生徒は、小学生でも留年になってしまうこともあるそうです。そして教育費が小学校から大学院まで無料です。文房具代や給食費も必要なく、教育の平等性が重視されています。フィンランドは日本と比べても高水準の教育が実現できているといえます。
【平等重視】
フィンランドは、平等を重視するウェルビーイング国家です。先ほどの教育格差をなくすこともそうですが、政治においても男女平等の意識が強く、国会議員の女性の割合は47%と女性参加が多い傾向です。ウェルビーイングはさまざまな意味を含む概念で、フィンランドでは健康や安全・安心、人との心地よい繋がり、社会保障、ハラスメントからの自由など、人が幸福を感じられるようにするとの意味で考えられているそうです。
【幸福度】
国連の機関であるSDSNが発表している世界幸福度ランキングでは、フィンランドが7年連続で1位を獲得しています。税金と社会保障費でGDPの44.2%を占めるほど社会保障負担費は多いことが有名です。しかし福祉や保健のサービスが公的に賄われ、充実していることがこの結果に繋がっているのでしょう。また自然と密接につながり、新鮮な食材をいただき、持続可能な生活を送る。人生の選択が自由にできることもその理由だと思います。
【環境への取り組み】
フィンランド政府は2035年までにCO2の排出量をゼロにする目標を発表しています。各国が「2050年カーボンニュートラル」を進めるなか、15年も前倒しの目標を掲げるのはフィンランドの本気度合いを感じざるを得ません。石炭火力発電は、2029年までに全廃予定。現在、温室効果ガスを排出しない電力が約9割を占めているそうです。

2024年のSDGs達成度ランキングに話を戻すと、日本の順位は18位でした。
もっと上位かと思った方もいるかもしれませんが、皆さんはこの結果をどう感じますか?
ちなみに、日本はSDGsの17の目標のうち、次の5つが最低評価を受けています。
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
目標12「つくる責任、つかう責任」
目標13「気候変動に具体的な対策を」
目標14「海の豊かさを守ろう」
目標15「陸の豊かさも守ろう」
日本とフィンランドを比べると改善すべき点がみえてきませんか?
フィンランドのSDGsの取り組みは、教育・環境・経済・福祉と多方面にわたります。
日本でも、フィンランドの事例を参考にしながら、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが少しでも進んでいけばいいなと思いました。
個人的な感想ですがフィンランドは広大な自然や本場のサウナ、幻想的なオーロラ鑑賞など観光地としてすごく魅力的なのでいつか行ってみたいと思いました。
本日は以上です。