SDGsなつぶやき
オリンピックでもSDGs
こんにちは。
運営事務局の新村です。
まだまだ暑い季節が続きますが、体調はいかがですか?
夏といえば、今まさにオリンピックが盛り上がっていますね。過去に「スポーツとSDGs」について紹介したことあるのですが、本日は「オリンピックでもSDGs」についてお話したいと思います。
今回のオリンピックは、不可解な判定やらジェンダーについて、競技とは違う部分で大きな問題が出ていることに心痛めております。
ただ今回も東京オリンピックに引き続き、環境に対しての取り組みや目標が下記のようにしっかりと設定されている点がいいなと思いました。
『気候への影響を抑えること。節度、革新、大胆の3つの原則に則り、パリ2024は、オリンピック・パラリンピック競技大会開催のための新しい基準を設定した。』
これまでの大会と比較して、カーボンフットプリント(大会に関連して排出される二酸化炭素などの温室効果ガス量)を50%にしているとのこと。
具体的なわかりやすい取り組みとして、今回は『新たに作ったりしないで、あるものを活かして開催』しているそうです。
これまでは巨額の建設費を投じてスタジアムを新設したものの、その後は廃虚となる「負のレガシー」が問題となってきました。今回はそういった施設を造らず、使用する設備の95%を既存あるいは仮設でまかない、競技大会終了後も地域で活用できる施設のみを建設したそうです。
新しく作ることで色々な需要やお金が動くことも大切なのですが、気候変動や環境への負荷に重点を置けば新たに施設を作ることでCO2排出や資材調達の為に様々なエネルギーを使うことにもなります。
オリンピックを通して、改めて環境のことや平等について考えてみるのいいかもしれませんね。
本日は以上です。