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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは、運営事務局の明壁です。
2015年にSDGsが国連総会で採択されて約8年が経ち、現在は2030年の目標達成までのちょうど折り返し地点になっています。しかし、少し前から新聞やネット等の記事で「SDGs疲れ」という言葉を目にすることが多くなった気がします。
そこで「SDGs疲れ」とは何なのかを少し調べてみました。

企業側も消費者側もさまざまな要因で「SDGs疲れ」に直面しているようです。
企業側の要因としては
・取り組んでいるのは担当者ばかりで、他の社員は関心を持ってくれない。
・どの企業も同じような取り組みばかりで、他社との差別化が図れない。
・SDGsの業務が通常業務に上乗せされているので、業務の負担になっている。
・会社からは利益等の成果を求められる。

一方、消費者側の要因としては
・世間やマスコミがSDGsを声高に叫んでいるだけで、自分事として捉えられない。
・結果が見えにくい。
・積極的に取り組むことにより、頑張りすぎて逆に疲れてしまう。
・個人でできることは限られているのでは?と消極的に考えてしまう。

・・・・等が挙げられます。

ちょっとネガティブなことばかり列挙してしまいましたが、こうした側面もあるということを理解しながら、私たちはこの先どのように取り組んでいけばよいでしょうか?
簡単に言えば「できることをできる範囲で」ということだと思います。
SDGsに限らず何事も無理をすれば必ず疲れてしまいます。
次世代に繋ぐための持続可能な目標を達成しようとしているのですから、取り組み自体も持続可能でなければなりませんし、無理をすれば持続的な取り組みもできなくなってしまいます。今取り組んでいることに疲れたり、疑問に感じたのなら、その取り組みをやめてしまうのではなく、やり方を変えてみるのも一つの方法かもしれません。楽しんでやっていることが、結果としてSDGsに貢献しているというようなものを見つけるのもいいかもしれません。

世界中の人が一歩でも半歩でも少しずつ前に進み、進むことに疲れたら少し休み、休んだらまた前に進んでいくというくらいの楽な気持ちで取り組んでいけばいいのではないでしょうか?

未来の世界中の子どもたちのために明るく住みやすい輝くような地球を作っていきたいですね。


本日は以上です。