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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは、運営事務局の明壁です
10月にもかかわらず、まだまだ日中は暑い日が続いていますが、朝晩はエアコンもいらないくらいの涼しさになり、少しずつ秋らしくなってきました。秋といえば旬のおいしい食べ物が数多く出回るようになり、食欲も増してついつい食べ過ぎてしまう季節です。
そんな10月は「世界食料デー」月間です。
1945年10月16日に国際連合食糧農業機関(FAO)が設立されたのを記念し、1981年に「世界食料デー」が制定され、10月を「世界食料デー」月間として世界各地で啓発活動等が行われるようになりました。

ところで、「食料」と「食糧」の違いをご存じですか?
簡潔に言えば、「食料」は食べ物全般を指し、「食糧」は米や麦などの主食を意味します。
「世界食料デー」月間は、米や麦のような主食だけでなく、食べ物全般についての問題点を幅広く考えることによって、具体的な行動を起こすきっかけにもなると思います
食料問題は、人権・飢餓・教育・健康・フードロス・不平等・気候・平和・・・等、SDGsで定められたほとんどの目標と非常に密接に関係しています。
食料の生産量や備蓄量は、世界中すべての人々が食べることに困らないほど十分な量が流通しているとされていますが、実際には皆さんご存じのように二極化しており、その日に食べることさえままならない人もいれば、食べきれずに残したり廃棄したりする人もいるのが現状です。

私たち個人で実践できることの1つには、フードロスの削減があると思います。
食べ物を残さないことはもちろんですが、必要なもの以外は買わない・賞味期限や消費期限内に消費できる量を買う・スーパーなどでは手前に陳列されているものから購入する・外食時にも食べ残しをしない量を注文する等さまざまな方法があります。家庭の冷蔵庫の中にある食品を把握しておくことで、二重購入をしないようにすることもできます。また保存方法を見直すこともフードロス削減には有効だと思います。
10月は、今一度自分自身の消費行動を振り返って、できることから少しずつでも実践してみる月にしてみてはいかがでしょうか?

本日は以上です。