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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは、運営事務局の松井です。
本日11月8日は、「いい歯の日」です。
日本歯科医師会が1993年に歯科啓発を目的として制定されました。
自慢になりますが、私は今まで一回も虫歯になったことがありません。もしかすると気づいていないだけで、虫歯になっているかもしれませんが……。
今回は日常的に行う歯磨きで、SDGsに繋がる話をしたいと思います。

一つ目は歯磨き粉についてです。
唐突ですが、皆様が歯磨き粉を買うときの決め手は何でしょうか。
私は味重視で選んでいます。ミント系のさっぱりしたものも好きですが、最近はフルーティーなものを使用しています。同じように味で選ぶ方もいれば、価格やむし歯予防・知覚過敏の症状を和らげるなどの効能で選ぶ方もいると思います。
ですが、普段何気なく使っている歯磨き粉が、もしかすると廃棄・排水時に環境に負荷をかけてしまっているかもしれません。
さらに、マイクロプラスチックが使用されている歯磨き粉を使用すると、海洋環境やそこに住む生き物に影響を与えてしまうかもしれません。
歯磨き粉を選ぶところからSDGsを意識したいですが、
私のように「歯磨き粉の原材料を毎回確認するのは手間がかかる…」という方は、パッケージに着目してみてはいかがでしょうか。
歯磨きペーパーというものであれば、紙製パッケージのため、チューブタイプと比べて大幅にプラスチックを削減することができます。さらにとても軽量のため、輸送時のCO2削減にもつながります。
そのほかにも歯磨きタブレットというものもあり、持ち歩きに便利なので、旅行時や防災用として備えておくのも良いと思います。

二つ目は歯磨き行動の重要さについてです。
歯磨き行動は全身の健康と大きく関係していて、人々が持っている「健やかに生きる力」を引き出し育む、重要な習慣です。しかし、生活環境や経済状況など様々な要因により、歯と口のケアが十分にできない人がいます。
SDGsの目標にある、「すべての人に健康と福祉を」の達成のために、小学校などでは子供たちに歯磨き教育などを行っていたり、ある企業では、人々の健康増進を目指し、歯磨きの習慣を定着させるため、正しい歯みがきの仕方を発信していたり、社内で昼食後の歯みがきを推奨しているところもあるそうです。
どんなに美味しい料理が目の前にあっても、口内環境が悪いと食欲がわかないので、健康でいるためにも歯磨きを徹底していきたいです。


最後に、歯磨き粉を最後まで使い切ることも立派なSDGsの取り組みになります。
ペーストが残ったままゴミに出すと水分が多いため、焼却する時に化石燃料を多くたかなければならず、それによりCO2などのエネルギーの排出量が増えてしまいます。
使い切ったと思っても、容器を切ってみると意外とペーストが残っていたりするので、私はチューブ絞り器を愛用していて、容器がペラペラになるまで、ペーストを絞り出しています。もったいない精神で行ってしましたが、普段の何気ない行動がSDGsに繋がっていることもあるので、今一度、自分の行動を振り返り、少しでもSDGsに貢献したいと思います。
本日は以上です。