SDGsなつぶやき
フードロスとスーパーの取り組み
こんにちは、運営事務局の井土です。
少し前から料理をよくするようになり、スーパーへ買い物に行くことが増えました。
閉店時間前に行くとお総菜などが割引になっていることがよくありますよね。
私はそれを狙って遅い時間に行くこともあるのですが、この取り組みは私たちがお得に買えてラッキー!というだけでなくフードロスの削減にもなっています。
フードロスとは、食べられるはずの食品が無駄に捨てられてしまうことで、その量は驚くべきものです。日本では毎年500万トンを超える食品が廃棄されています。特に私たちが日常的に利用するスーパーでは、フードロス解決に向けた取り組みが求められています。
スーパーでのフードロスの原因としては、過剰在庫や、厳しい賞味期限・消費期限や見た目の基準などがあります。多くの消費者が賞味期限や消費期限を厳密に守るため、まだ食べられる食品が捨てられてしまったり、美しさや大きさにこだわるあまり、外見に問題のある商品が販売されず廃棄されることが多いのです。
スーパーではこのようなフードロスを減らすための取り組みとして、賞味期限が近い商品を特価で販売したり、形が不揃いな野菜や果物を積極的に販売することで、消費者に購入を促しています。また売れ残った食品をフードバンクや地域の支援団体に寄付したり、フードロスの問題を理解するためのキャンペーンやワークショップを通じて消費者の意識を高める活動を行っている企業もあります。
私たち消費者としてできることは、野菜や果物など食品の見た目にこだわりすぎないことや計画的な購入、残り物の活用など、小さなことですがすぐに取り組めることばかりです。使い切れないまま賞味期限を迎えそうなものでも、冷凍すれば長く保存できるものもありますよね(^^)
スーパーでのフードロスは、私たちが気づかないうちに発生していますが、少しの意識の変化で改善することができます。消費者、企業、地域社会が協力して、持続可能な未来を築くために、フードロス削減に取り組んでいきましょう!
本日は以上です。