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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは、運営事務局の藤田です。
今年の春は寒い日が続いたので入学シーズンでも桜がきれいに咲いていました。写真をたくさん撮り、より印象に残る入学式を迎えた方が多かったのではないでしょうか?
私も2年前に子どもの高校の入学式に参加しましたが、桜の季節になるとその時のことを思い出します。

入学の前には学校説明会があり、新たに高校生活を始めるために必要なものを準備します。そんな中、制服について中学の時とは違うなと思ったことがありました。それは女子生徒の制服にスラックスの選択肢があることです。
少し調べてみると、女子制服のスラックスは1990年代頃から冬場の寒さ対策や自転車通学時に良いという理由で導入されたのが始まりと言われています。
近年では、多様性やLGBTQの観点から全国の学校で採用する動きが拡大しているようです。
私が参加した入学式では実際にスラックスを履いている生徒を見かけませんでしたが、選択肢があることは、今の時代にマッチしているなと思いました。
ただ選択肢があっても、スラックスを選ぶ生徒はまだまだ少ないようです。理由としては「可愛くないから」といったこともあるようで、この年代の女子生徒の気持ちを考えると選びたいのに周りの目が気になって選べない生徒がいるのも納得できます。


これらのことをSDGsの観点で考えるならば、私たち大人がいろいろな考え方があることを認めて多様性の良い面を積極的に示していくことが大切だと思いました。例えば社会人に身近なことだと男性の育休取得に対してもっと寛容になるといったことが挙げられます。
まずは私も「男だから」「女だから」のような固定概念を捨て、それを子どもたちにも伝えたいです。そして子どもたちが様々な考えを受け入れ、自分に素直になってくれるといいなと思います。
本日は以上です。