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こんにちは、運営事務局の明壁です。
受験シーズン真っ只中ですね。
そこで今回は、目標4「質の高い教育をみんなに」とはどういうことか?どのような問題を抱えているのか?を調べてみました。

「質の高い教育をみんなに」とは、「すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ということです。
ポイントは「すべての人々」と「生涯学習」だと思います。

国・宗教・性別・年齢・家庭環境等に関係なく、すべての人々が質の高い教育を受けることができる環境を作っていく必要があります。
「質の高い教育」とは、学習内容の難易度が高いということではなく、「持続可能な開発のための教育(ESD)」を指します。これは、現代社会の問題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組み、問題解決につながる新たな価値観や行動などにより、持続可能な社会の実現を目指す学習や教育活動のことです。
日本は義務教育制度もある程度整備されており、95%以上の中学生が高校へ進学しているといわれていますが、外国人居住者・障がい者・貧困世帯の子ども等に対しては十分な教育が行き届いていない等の課題もたくさんあります。海外に目を向けると、地域によっては小学校にも通えない子供たちがまだまだたくさんいるのが現状です。

また、リカレント教育もこの目標には含まれています。
リカレント教育とは、社会人が必要に応じて教育機関に再び入り、仕事で求められる能力を自分のタイミングで学び直すことです。欧米では仕事を辞めて教育機関で学び直した後に、再就職することが多いですが、日本では仕事をしながら休日等を利用して学び直すこともリカレント教育と呼んでいます。

世界中どこで生活していても、子どもの時から質の高い教育を普通に受けることができ、社会人になってからもリカレント教育を実践することが可能な環境が作りを実現するために、個人として実践できることは少ないかもしれませんが、まずは世界や日本での教育の現状を知り、課題や問題点を共有することが必要だと思います。

本日は以上です。