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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは、運営事務局の明壁です。

今回は「昆虫食」について呟いてみたいと思います。
世界では昔から昆虫を食べる習慣のある国がたくさんありますが、数年前から日本でも昆虫食が話題になってきました。その中でも注目されているのがコオロギフードです。
もちろんコオロギをそのまま食べるのではなく、様々な形で加工して流通されています。
原料にコオロギを使用した黒ビールが宮崎市内で発売された、という記事も見ました。
食品スーパーでもコオロギフードを販売する店舗が増えているようです。
また国連も「貴重なたんぱく源」としてコオロギフードを推奨しており、まさにコオロギはSDGsのシンボル的な食材になりつつあります。

では、なぜコオロギフードがそんなにすごいのか?
・畜肉(牛豚)に比べ、温室効果ガス・水・飼料・飼育期間などの環境負荷が少ない。
・高タンパク質で微量栄養素も豊富に含んでいる。
・起業のハードルも低く、飼育サイクルも短いので、途上国でも起業でき、新たな産業と
雇用の創出につながる。
などが挙げられます。

コオロギ商品は以下のゴールに繋がります
1「貧困をなくそう」
2「飢餓をゼロに」
3「すべての人に健康と福祉を」
8「働きがいも経済成長も」
9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
12「つくる責任つかう責任」
13「気候変動に具体的な対策を」
15「陸の豊かさも守ろう」

その一方、昆虫食が拡大することにより、「アレルギーの誘引」「公衆衛生上の問題」「過剰捕獲」等の問題を世界規模で議論していく必要があるという意見もあるのが現状のようです。

先日、私もコオロギを原料にしたスナック菓子を食べてみましたが、色も形も全くコオロギ感がなく、味も美味しかったですよ。皆さんも一度試してみてはいかがでしょうか?(あくまでも自己責任で・・・)

本日は以上です。