身近なSDGs
卵の殻 砕いて園芸肥料に
第2回にしおSDGsパートナーにご登録いただいた、お好み焼き・焼きそば専門店「高知屋」(幸町)の取組に記者の方が興味を持ち、取材の申出がありました。
そこで折角なので、私も取材に同行させてもらいました!
お店が定休日である12月9日(月)に、我々2人は自転車でお店に集合しました。エコですね。
店内で、3代目店主の曾根太一郎さんから1時間程、お話しを伺いました。
店舗名「高知屋」の由来は、創業した祖父母が高知県の出身だったため。
しかし、お店の看板メニュー「高知屋焼き」は高知県発祥という訳ではなく、高知屋オリジナルの味とのこと。
あの、もちもち触感の秘訣は企業秘密。話を聞いていると食べたくなりましたが、残念ながら定休日のため、おあずけです。
< 卵の殻 砕いて園芸肥料に >
店舗から発生する「事業系ごみ(生ごみ)」を減らしたいという思いが、今回の取り組みにつながりました。そこで以前、来店客から聞いた「卵の殻を園芸用石灰として活用できる」話を思い出し、行動に移しました。
1週間あたり数百個の卵の殻を、洗浄し、鉄板の下に置いて余熱で乾燥させ、専用に購入したミキサーで粉砕し、お客さんに配り始めました。ミキサーで粉砕することで、分解しやすくなります。
現在、つくった分は全て来店客が持ち帰り、家庭菜園で活用して喜ばれているそうです。
さらに「キャベツの外葉」も、卵の殻と同様、鉄板の下に置いて余熱で乾燥させてから、庭の土にかえします。
この2つの生ごみが無くなったことで、店舗から発生する「事業系ごみ(生ごみ)」が大きく減少したそうです。
家庭からでる生ごみも同様。ひと手間とちょっとした工夫で活用できることを、教えてもらいました。
<取材内容> 中日新聞朝刊(2024年12月18日)
三河地域で取り組むSDGs活動を紹介する「ミカワSDGs」に掲載されました。
電子版は、以下URLからご覧いただけます。
https://www.chunichi.co.jp/article/1001250?rct=aichi
<店舗情報>
高知屋(西尾市幸町14-1)
11:00~14:00、16:30~20:00営業。月曜と第1、3、5火曜定休。座席数は30席。
情報提供元 : 西尾市秘書政策課