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SDGsに関するちょっとした小ネタやイベント・新着情報を掲載

こんにちは。
はじめまして運営事務局の糟谷です。
たまにSDGsに関するちょっとした事を不定期で呟いていきたいと思います。
(あくまで小ネタ程度なので温かい目で読んでいただければと思います。)

記念すべき初回はいよいよ始まった『プラ新法』!

正式名称は、『プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律』
(略して『プラスチック新法』・『プラ新法』)

う~ん・・・なんだかプラスチックの規制が今までより厳しくなる法律なの??って感じですが、実際は一体どんなものなのでしょうか?

プラスチックは私たちの生活において必要不可欠な素材である一方で、海洋汚染をはじめとする様々な環境問題の原因でもあります。


プラ新法は、日本国内のプラスチックを規制する為の法というよりは、事業者や自治体が、プラスチック製品の設計から製造・使用後の再利用まですべてのプロセスで資源循環をしていくための法のようです。(簡単にいうと、使い捨てプラスチックの排出量を減らすための法律です。)

今までも日本には「容器包装リサイクル法」や「家電リサイクル法」などはありましたが、それは、それぞれの製品に焦点を当てた法律。
今回のプラ新法は、「そもそもごみを出さないよう設計する」というサーキュラーエコノミー(循環経済)の考えが取り入れられ、基本原則として3R(リデュース・リユース・リサイクル)+「リニューアブル(再生可能)」を掲げている点がポイントの様です。

「3R+Renewable」は、貴重な資源を循環させて持続可能な社会を目指すこと


・Reduce :ごみの発生を減らす
・Reuse:使い捨てにせず、繰り返し使う
・Recycle:貴重な資源として再利用する
・Renewable:再生可能な資源に置き換える


環境省の説明をまとめると、基本的にプラスチックの不必要な使用はしないこと(リデュース・リユース)。どうしても使わなくてはならない場合は、再生素材や再生可能資源(紙・バイオマスプラスチック等)などの再生できるものに切り替えること。
他にも徹底したリサイクルを実施し(リサイクル)、それが難しい場合には熱回収によるエネルギー利用を図ることで、一つのプラスチック製品のライフサイクル全体で資源をなるべく循環させていきたい・・・という事の様です。

それかかわる措置が5つあり・・・・などなど、調べるとどんどん文章が長くなってしまいます(汗・・・)

いずれにしても、プラスチック製品を必要以上に増やさない様にすることで、全体の量を減らし、さらにきちっとしたリユース、リサイクル、リデュースすることで資源も大切にする。その積み重ねが深刻なプラスチックに係わる環境汚染の解決に繋げるということなのではないでしょうか?

少々個人的な考えにはなってしまいますが、『プラスチックは良くない!』・・・と言われがちな昨今ですが、決してプラスチック自体が悪い訳ではなく、やはりそれを作り出し、使う私たちに問題があるのかもしれません・・・


ついにはじまった、プラ新法はまさにSDGsの目標12番『つくる責任 つかう責任』に関する活動につながるんだと感じました。

(記事・写真 参考サイト)

https://plastic-circulation.env.go.jp/
https://ideasforgood.jp/matome/plastic-circulation/
https://www.orikane.co.jp/orikanelab/11801/